実はスポーツカートは、資金面や体力面の事情で
レーシングカートを辞めた人にこそオススメ!
2ストとひと味違う興奮と楽しさに満ちた
新しいカートライフを始めるコツをお教えしよう

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最新型じゃなくても問題ナシ!
上手なマシン選びのポイント
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スポーツカートのレースに使うシャシーは、選び方にいくつかのポイントがある。
スポーツカートのレースはほとんどが耐久形式で初心者も多く、スタート直後には混乱が起こりやすいし、レース終盤にはドライバーの集中力も低下しがちになる。なので、できるだけコントローラブルな軟らかく軽いフレームが適しているといえる。
また、レンタルカート専用の摩耗しにくくグリップ力が低いタイヤが主流である点にも注意したい。現行シャシーのトップモデルは水冷125ccエンジンのハイパワーに対応すべく、フレーム剛性が高くなり車両重量も重い。これにグリップ力の低いタイヤを装着すると、コーナリング中の挙動がピーキーでブレーキングも難しくなりがちだ。
つまり、高剛性のフレームに50φのリヤアクスルを装備する最新モデルでは、オーバークオリティでかえって運転しにくいことがあるのだ。ビレルTIAなど初級クラス用のシャシーが多く使われているのは、こういった事情による。ボディワークを装着できる年式のものであれば、倉庫で眠っていた古いカートを引っ張り出してきても、充分にレースを戦えるポテンシャルがあるだろう。
ただし、イベントによっては大型のリヤバンパーが必備になる場合があるので、事前にレギュレーションをよく確認しておこう。また汎用4ストロークエンジンは、エンジンとシートの間に駆動チェーンがある“インドライブ方式”で、旧式のシャシーにはステーが干渉して搭載できないものがある。この点もあらかじめチェックしておきたい。
エンジンはスバル製とホンダ製が主流で、いくつかのモデルから選べる。購入はカートショップでも通販ショップでも可能だ。「ノーマルエンジンで楽しみたい」という人なら、スポーツカート専用設計のスバルKX21がお勧め。4ストでありながらエンジン重量が15kgと軽く扱いやすい。「エンジンいじりも楽しみたい」というのであれば、ホンダGX270が面白いだろう(チューニングに関しては各レースのレギュレーションの確認を)。ちょっとしたメカの知識で充分に対応できるし、シリンダーヘッドやバルブ回りのチューニングパーツも豊富に出回っている。

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4ストエンジンの魅力は
圧倒的なランニングコストの安さ
汎用4ストエンジンの魅力は、なんといってもランニングコストの低さだ。そのオーバーホールサイクルは200〜300時間で、これは2ストエンジンの約10倍に当たる。最高回転数が2ストエンジンの約半分でありながら、トルクが大きいためギヤセットをロングに設定できるので、チェーンの寿命も長くなる。また混合ガソリンを作る手間がなく、排気ガスが臭くないのも美点。メンテナンスは10〜15時間ごとに、約600ccのオイル交換とバルブクリアランスの調整程度で済む。オーバーホール時のメンテナンス料に関しては、2ストより部品点数が多い分高くなるが、汎用エンジンであるため部品の価格は安く、トータルではそれほど変わらないだろう。
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スポーツカート用エンジン一覧
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| メーカー |
タイプ |
仕様 |
スバル |
KX21 *1 |
空冷OHC/211cc/9.2PS |
EX27 |
空冷OHC/265cc/9.0PS |
EX21 |
空冷OHC/211cc/7.0PS |
EX17 |
空冷OHC/169cc/5.7PS |
EX13 |
空冷OHC/126cc/4.3PS |
ホンダ |
GX270 *2 |
空冷OHV/270cc/8.2PS |
GX200 |
空冷OHV/196cc/5.6PS |
GX160 |
空冷OHV/163cc/4.9PS |
GX120 |
空冷OHV/118cc/3.5PS |
ヤマハ |
MZ175 *3 |
空冷OHV/171cc/5.5PS |
*1:EX21を改良したスポーツカート専用モデル
*2:ビーポイント製スポーツカート・チューニング版も発売中
*3:08年K-TAIにテスト参戦。スポーツカート用の販売は検討中
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