興奮・楽しさ・安さのバランスは最高レベル
マシンを降りると、ドライバーの顔に大きな笑みが咲く。それを迎える仲間も楽しげだ。ヘルメットを脱いだ後の満面の笑顔は、必死に走ったからこそだろう。これは、たしかに“遊び"だ。でも“レースごっこ"じゃない。初心者でも経験豊富な人でも、こんな時間を誰もが味わえて、それを仲間と分かち合えるのがスポーツカートの魅力だ。しかも、エンジンは乗用車並みにメンテナンスフリーだし、参戦費用はチームの仲間と折半できる。「興奮」と「楽しさ」と「安さ」のバランスは、モータースポーツの中で最高レベルだろう。
さてレースの行方は、チェッカー間際になって2台の激しいトップ争いに。ライトに照らされたコースでオーバーテイクが何度も繰り返され、最後は0・3秒差でウイナーが決まるドラマチックな結末となった。フィニッシュ後、優勝車の燃料タンクはほとんど空っぽだった。耐久スタイルが主流のスポーツカートは、速さだけでは勝てない。燃費を稼ぐ走り、給油戦略、チームワーク……。ここではレーシングカートを極めた人にも、新しいチャレンジがいっぱい待っているのだ。

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『KRPスポンサー対抗レース』も
豪華メンバーで楽しくヒートアップ
この日、同時開催されたのが『KRPスポンサー対抗レース』。オープンマスターズカートを運営するKRPがそのスポンサーを招き、レンタルカートを使って90分の耐久を楽しんでもらう年末恒例のイベントだ。参加者にはカート未経験の人が多数いる一方で、井出有治、山本尚貴、佐々木大樹など企業に招集されたプロドライバーや芸能人の姿も見受けられる。コース上で展開されるバトルや珍プレーに、ピットから声援とヤジが飛び交い、ボルテージは上がりっぱなし。たくさんの笑顔に包まれて、レースは無事に幕を閉じた。 |
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