真剣に遊べるフィールド
ドラミが終わって走行時間が近づくと、和やかだったパドックに、徐々に緊張感が満ちてくる。予選を兼ねた公式練習が終わり、いよいよ決勝。クリーンなスタートで長いレースが幕を開けた。参加者には初心者も多いのだが、そのドライビングは想像以上に高いレベルで、コーナーごとに前後を入れ替える見事なバトルも展開される。以前にレーシングカートをやっていた人からは、「トルクがあってコーナリングを楽しめるし、スピードが遅い分、フレームの動きをよく感じながら走れて面白い。年齢的に、体が楽なのもうれしいですね」と好意的な声が出ていた。
各車が1回目のピットインを終えると、コースの緊迫した空気が緩み始める。気づくのは、ピットがカートで混雑してもさほど煙たくないこと。これなら女性やカート初体験の人でも嫌悪感を覚えることはないだろう。
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